宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 4/23 11:30 更新 C1程度のフレアが続いています。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響で磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽では、1459黒点群でC1.2、1465黒点群でC1.3、C1.8、C1.7など、 C1前後と規模は小さいですがフレアの発生が続いています。 GOES衛星のX線カメラの動画を見て下さい。 この2つの群に限らず、あちこちで小さな活動が発生しています。 Mクラスの中規模フレアが発生する可能性も含めて、 引き続き注目して下さい。 また、黒点が比較的大きくなっているので、 肉眼で見つけることができるかもしれません。 日食用の太陽メガネを使って挑戦してはいかがでしょうか。 私は残念ながら直接は見つけることができませんでした。 3倍程に拡大すると(太陽専用品を使っています)、 1459、1465群が簡単に見えました。 太陽風は、330km/秒と低速風が安定して続いています。 磁場強度の10nT近い強まりは終わり、昨夜以降は5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、ゆっくりと大きく南に振れる傾向が続いていて、 昨日のニュース以降も、AE指数は500nT前後の中規模の変化が続いています。 昭和基地の全天カメラで、その活動の様子を見ることができます。 太陽風はこの後も低速風が続きそうです。 27日周期の図によると、今日くらいに再びセクターの切り替わりが到来しそうです。 その時に、太陽風の磁場が強まるなどの変化がやって来るかもしれません。 磁場が大きく南向きに振れると、活発なオーロラ活動も期待できます。 GOES-15のX線カメラによる、太陽の活発なフレア活動。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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