宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 4/26 09:23 更新 太陽風の速度は700km/秒まで上昇しています。活発なオーロラ活動も続いています。 担当 篠原 太陽風の速度が更に高まっています。 昨日のニュース以降ゆっくりと上がり続け、 今朝には700km/秒にまで達しました。 この辺りで上昇は止まりそうな様子ですが、かなり高い速度になっています。 NOAA/SWPCの報告では、コロナホールによる高速風とのことですが、 ここまで速度が上がるほどの目立ったコロナホールは見えなかったのですが、 興味深いところです。 27日周期の図を見ても、前周期はほとんど速度の変化がなかった期間です。 どこまで継続するのかなど、引き続き注目してください。 太陽風の磁場強度も、5〜10nTの間をゆっくりと変化していて、 強めの傾向が続いていました。 現在は5nTになっていますが、まだ平均的な強度です。 磁場の南北成分は、振れ幅は特に大きくはありませんが、 南寄りの傾向が続いています。 そのため、磁気圏の活動は活発で、 AE指数のグラフは、500nTから最大1000〜1300nTの変動が1日中続いています。 今日も南極・昭和基地の全天カメラの動画を紹介します。 後半は曇ってしまいますが、雲越しに明るいオーロラの活動をご覧ください。 この後も、高速風の継続とともに、オーロラの活動も注目してください。 太陽風の変動が続き、放射線帯の高エネルギー電子は一段と増加しています。 今日のグラフは10,000を超えて、警戒レベルに達しています。 高速風が続いていることから、更に上昇する可能性もあります。 太陽では、25日21時(世界時25日12時)に、 西の端の1460黒点群でC3.7の小規模フレアが発生しました。 しかし、目立った活動はこの程度で、 東から上がってきた1467、1469黒点群は、どちらもあまり勢いはないようです。 太陽のフレア活動は穏やかになるのかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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