宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 --- ---
4/10 --- ---
4/ 9 20:57 C4.0
10:11 C2.6

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
1452 2 α ---
1454 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 304 -0.5
-2 h 322 -0.3
-4 h 347 -1.3
-6 h 348 -3.2
-8 h 361 -2.9
-10 h 348 +1.9
-12 h 335 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
4/11 0.3 4x10^2
4/10 0.4 6x10^2
4/ 9 0.4 4x10^2
4/ 8 0.4 3x10^2
4/ 7 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 4/ 6 12:12 太陽風磁場南向きの影響で、活発な磁気圏活動が続きました。Cクラスの小規模フレアが発生しています。
2012/ 4/ 7 14:11 太陽は穏やかです。太陽風は低速ですが、南向き磁場の影響が見られています。
2012/ 4/ 8 12:44 太陽でC2の小規模フレアが起きました。太陽風は低速の状態が続いています。
2012/ 4/ 9 10:45 太陽は無黒点になりそうです。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2012/ 4/10 11:37 昨夜、C3.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2012/ 4/11 11:44 更新
速度の遅い太陽風が続いています。明日以降、高速の太陽風がやって来る可能性があります。

担当 篠原

太陽の活動は穏やかな状態が続いていますが、
東の端から小さい黒点群が上がってきました。
1454黒点群と番号が付いています.
また、中心から少し左上に上がったところにも、小さい黒点が見えています。
太陽の活動度は、黒点の見えない状態が続くまでは下がっていないようです。

1454群の南北にも小さな白斑の領域が見えています。
この辺りにも今後黒点が現われることがあるかもしれません。


太陽風は、340km/秒と低速の状態が続いています。
今朝からはもう一段下がって、現在は300km/秒まで遅くなっています。
磁場強度は5nT付近で安定しています。

磁気圏も静穏で、AE指数のグラフはほとんど変化していません。

太陽風は、明日以降、コロナホールの影響で速度が高まる可能性があります。
高速風がやって来るときには、初めに磁場強度が強まる傾向があります。
ACEの図の速度(黄色線)のグラフとともに、磁場強度(白線)のグラフにも注目してください。
こちらが強まり始めると、やがて速度の上昇も始まるでしょう。

また、磁場が強まると、南北成分が南側に大きく振れる可能性が出てきます。
すると、オーロラの活動度も高まります。
アラスカのライブカメラは、だいぶ短時間になりましたがまだ見えますし、
南極の昭和基地の全天カメラにも注目してください。



今日の鹿児島はまとまった雨になっています。
今日の雨と昨日の風(桜吹雪が見事でした)で桜の花は一気に散り、
今度は緑の若葉が目立ってきました。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。