宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 4/10 11:37 更新 昨夜、C3.9の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 今日の太陽面は、掲載の写真では黒点が見えなくなっています。 SDO衛星のページで、もっと大きな写真を見ると、 北西の端近くに小さな黒点が残っているようです。 切り出して掲載します。 この大きさだと、SIDCの記録では今日の黒点数は0になっているかもしれません。 その太陽では、昨夜、9日21時(世界時9日12時)に、 北西の端近くでC3.9の小規模フレアが発生しました。 久しぶりにフレア速報のメールが飛び込んできました。 このフレアに関係してCMEも発生していますが、 地球に対して横方向に噴き出しているので影響はありません。 太陽風は、速度は340km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨夜からわずかに上がり、現在は6nT前後と平均程度の強さです。 太陽風は、明日くらいまでは穏やかに推移するでしょう。 磁気圏では、AE指数で300nTくらいの小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南北に広がるコロナホールが、ちょうど太陽の中心に来ています。 今、ここから地球に向かって速度の高い太陽風が吹き出していると考えられます。 すると、3日後の13日頃には最も影響が強まっていそうです。 どの程度の太陽風の変化がやって来るでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |