宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/21 12:09 更新 太陽風は平均的な速度になっています。太陽の活動も穏やかです。 担当 篠原 2011年と2012年3月までのアクセス状況について報告ページを作成しました。 上のボタン [ 特別記事 ] → [ 2011年のアクセス状況 ] どうぞご覧ください。 太陽風の速度は、昨日の450km/秒から現在は420km/秒へゆっくり下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度も3nTにやや弱まったままです。 太陽風の弱まりとともに、磁気圏のオーロラ活動も弱まっています。 AE指数の変化もだいぶ小さくなりました。 その様な状況ですが、ノルウェー・トロムソの全天カメラが捉えた オーロラの変動を動画で紹介します。 過去の記録を見ると、トロムソの観測期間もそろそろ終わりの様です。 オーロラが紹介できるのも今回までで、次の冬までお休みになるかもしれません。 夕暮れから始まって、長めの時間幅で動画を作ってみました (ファイルサイズが大きいです)。 この後、太陽風は400km/秒前後の穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが近いようです。 これを越える時に、太陽風の速度や磁場強度が、 前周期の2月22日の様に多少強まるかもしれません。 変化は長く続かず、すぐに弱まるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、高いレベルが続いています。 太陽風が穏やかになると、今後の減少はとてもゆっくりです。 今後も1週間くらい高い状態が続く可能性があります。 太陽は、今朝、21日9時(世界時21日0時)に、 西の端に没しかけている1432黒点群で C1.1の小規模フレアが発生しました。 また、東端から新しく1438黒点群が顔を出しています。 大きさは小さそうですが、活動度はどうでしょうか。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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