宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/15 14:02 更新 高速の太陽風が続いていました。明日くらいから次の擾乱が始まりそうです。 担当 篠原 昨日以降、500km/秒前後の高速の太陽風が続いていました。 しかし、15日12時(世界時15日3時)頃に、 450km/秒へ一段下がる変化が起きています。 一方、磁場強度は、平均的な値である 5nT付近で安定しています。 南北成分は南向きの傾向が続いていて、 -2〜 -4nTで推移しています。 このため、磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は500nTほどの変化がずっと続いています。 極域では、頻繁にオーロラが見えているのかもしれません。 今後の太陽風の変化として、 昨日未明に発生したM7.9の中規模フレアに伴う CMEの乱れが地球に近付いています。 明日、16日の昼から夜にかけて、 速度の高い太陽風が到来する可能性があります。 磁場が強く南に向いた場合、 激しい磁気圏活動が発生する可能性があります。 また、太陽コロナ写真では、 コロナホールは太陽の中心をやや通り過ぎ、 こちらからの高速風も16、17日頃にやって来そうです。 太陽は、1429黒点群が西に没して、 やや寂しい姿になっています。 15日0時(世界時14日15時)に、 太陽の中心に見える1432黒点群で M2,8の中規模フレアが発生し、 その後も、小さなフレア活動が続いています。 今後、活動が高まるのかどうか、注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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