宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 1/20 12:24 更新 M3.2の中規模フレアが発生し、地球方向にCMEが噴出しています。 担当 篠原 昨夜、19日23時(世界時19日14時)に、 1402黒点群でM3.2の中規模フレアが発生しました。 フレアの様子を、SDO衛星AIA193の動画で掲載します。 GOES衛星のX線グラフでは、半日近い長時間にわたって 滑らかな変化が記録されています。 このフレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)がなかなか派手に噴き出しています。 SOHO衛星LASCO C3と、STEREO Behind衛星COR2による動画をどうぞ。 北半球の高めの緯度で発生したため、 全体的に北(上)に偏って噴き出していますが、 SOHOの写真では、CMEのガスは太陽を包むように広がっています。 このため、地球方向にも向かっている様で、 明後日の22日午後から23日にかけて地球に到来する可能性があります。 フレアの規模から、太陽風の速度上昇はあまり大きくないと思いますが、 強い磁場が運ばれてきて、強い南向き磁場が発生した場合など、 磁気嵐や激しいオーロラの活動が発生する可能性があります. このフレア以外は、太陽の目立った変化はありません。 太陽風は、360〜370km/秒と低速で穏やかです。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 この後は、CMEの擾乱が到来するまでは、 低速の穏やかな太陽風が続来そうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる、M3.2の中規模フレア。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C3カメラと、STEREO Behind COR2カメラによる地球方向のCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、STEREO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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