宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 1/ 1 12:21 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。2012年最初のフレアとオーロラを動画でご覧下さい。 担当 篠原 明けましておめでとうございます。 2012年も宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。 早速、今年最初の宇宙天気現象を動画で紹介しましょう。 丸い地球上では、どこからを今年とするか考えても分からないので、 日本時間の午前0時(世界時12月31日15時)以降を今年としましょう。 太陽では、南東(左下)の1389黒点群で、 12月31日22時(世界時31日13時)にM2.4、 1月1日1時(世界時31日16時)にM1.5と、 昨年最後と今年最初のMクラスの中規模フレアが発生しました。 GOES-15衛星のX線カメラによる動画をどうぞ。 X線のグラフを見ると、目立ったフレアはこの2つだけで、 全体的には太陽の活動は落ち着きつつある様です。 一方、地上では、1月1日3〜4時(世界時31日18〜19時)頃に、 今年初めてと言ってもいいでしょう、 AE指数で200nTほどの弱いオーロラ活動が発生しました。 ノルウェーのトロムソで撮影されたオーロラの様子を動画でご覧下さい。 トロムソよりも高緯度側にあたる北寄りの空でオーロラの帯が輝いています。 動画の終わり頃にやや大きな変化が起きています。 太陽風は、360〜380km/秒とやや低速の穏やかな風が続いています。 磁場強度も、5nT前後と平均的な強さで安定しています。 SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、 南極寄りのコロナホールは西側に去りつつあります。 コロナホールの影響は、特に見られないまま過ぎて行きそうな様子です。 また、AIA193の写真では、 太陽の東側(左側)の赤道付近にも、縦に細長いコロナホールが見えています。 こちらは、1週間後くらいに影響が来るかもしれません。 GOES-15のX線カメラによる昨年最後と今年最初(日本時間)のMクラスフレア。 (c) NOAA/SWPC、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影された今年最初(日本時間)のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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