宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:51)
昨日、C5.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/25 --- ---
12/24 21:03 C5.0
17:26 C5.2
04:12 C3.5
12/23 --- ---

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
1376 7 β C5
1381 8 β ---
1382 15 β C2
1383 3 α ---
1384 12 β C2
1385 7 β ---
1386 1 α C5

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 376 -2.3
-2 h 365 -1.3
-4 h 366 -1.4
-6 h 363 +0.5
-8 h 350 +1.5
-10 h 357 +0.7
-12 h 359 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -9 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
12/25 0.5 2x10^1
12/24 0.3 2x10^1
12/23 0.3 2x10^1
12/22 0.3 3x10^1
12/21 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/20 11:55 太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。
2011/12/21 12:04 太陽風は低速の状態が続いています(350km/秒)。今朝、C6の小規模フレアが発生しました。
2011/12/22 10:04 太陽風は400km/秒と平均的な速度です。太陽でCクラスのフレアが目立っています。
2011/12/23 11:41 長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星の写真をどうぞ。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2011/12/24 12:37 太陽風は低速風になっています。磁気圏も静穏です。1384黒点群が肉眼で見えるかもしれません。
最新のニュース

2011/12/25 08:51 更新
C5のフレアが2回発生しました。低速の穏やかな太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽で、C5の小規模フレアが、2回発生しています。
1回めは、24日17時半(世界時24日8時半)にC5.2が、
南東の1386黒点群で、
2つめは、24日21時(世界時24日12時)にC4.9が、
北西に沈んだ1376黒点群で発生しました。

どちらもCMEが発生していますが、
地球からは横方向なので、影響はありません。

1386黒点群は、これから太陽の中心に向かうので、
今後の活動に注目してください。


太陽風は、360〜370km/秒と低速で安定し、
磁場強度も4nTと普通の強さで、
穏やかな風が続いています。

磁気圏の活動も静かで、
AE 指数はほとんど変化していません。


穏やかな風は、まだしばらく続きそうです。
次の変化は、SDO 衛星AIA193の
南東(左下)に見えるコロナホールの影響です。
明後日くらいに、太陽の中心線に達しそうです。


昨夜から東京です。
朝の新宿で更新しています。



SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

12/24 10:18 UT

12/24 16:06 UT


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。