宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/12/24 12:37 更新 太陽風は低速風になっています。磁気圏も静穏です。1384黒点群が肉眼で見えるかもしれません。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、昨夜のうちにゆっくりと下がって、 360km/秒と低速風に変わっています(ACEのグラフの黄色線)。 磁場強度(白線)も、3〜4nTとやや弱めです。 磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 ほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球の高緯度側から東側にかけてコロナホールの暗い領域があります。 1週間後くらいに、多少の影響が見られるかもしれませんが、 それまでは穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、1384黒点群の大きな黒点が目立っています。 日食メガネを使って、肉眼観測に挑戦してみたのですが、 薄黒い領域が微かにある様に見えるくらいで、 はっきりと視認することはできませんでした。 しかし、乱視の私の目でもこの程度見えたので、見つけられる可能性は高いと思います。 挑戦してはいかがでしょうか。 その際は、日食用など太陽用の減光フィルターをご使用下さい。 フレアの活動は、西端の1376黒点群でC3.4の小規模フレアと、 その他にはC1台の小さな小規模フレアが数回発生した程度です。 このまま穏やかに推移しそうです。 今日から28日まで東京へ出張します。 更新の時刻が不安定になるとともに、 動画などきれいな画像の掲載はできなくなるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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