宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:41)
昨日、C5.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 --- ---
12/22 22:03 C1.9
16:23 C2.0
10:56 C5.5
00:25 C2.5
12/21 21:59 C2.0
19:33 C2.6
18:03 C2.2
16:34 C4.0
15:22 C3.7
14:05 C2.7
13:46 C4.3
11:56 C3.2
07:28 C6.2
06:41 C2.4
05:12 C2.9

黒点 12/23 (NOAA)
磁場 フレア
1376 13 β C6
1381 15 β C5
1382 9 β C4
1383 1 α ---
1384 17 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 413 -0.9
-2 h 401 -0.2
-4 h 393 -0.8
-6 h 381 -1.1
-8 h 398 -1.4
-10 h 404 -0.9
-12 h 401 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/23 0.3 2x10^1
12/22 0.3 3x10^1
12/21 0.3 3x10^1
12/20 0.4 4x10^1
12/19 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/18 12:08 太陽風の速度は260km/秒とかなり遅くなっています。C3の小規模フレアが発生しました。
2011/12/19 09:45 太陽風に小さな乱れが到来し、弱いオーロラの発生に繋がっています。太陽は穏やかです。
2011/12/20 11:55 太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。
2011/12/21 12:04 太陽風は低速の状態が続いています(350km/秒)。今朝、C6の小規模フレアが発生しました。
2011/12/22 10:04 太陽風は400km/秒と平均的な速度です。太陽でCクラスのフレアが目立っています。
最新のニュース

2011/12/23 11:41 更新
長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星の写真をどうぞ。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

ニュージーランド南島クィーンズタウンの米戸実氏より、
今日の早朝に撮影されたばかりの、
ものすごい尾を伸ばしたLovejoy彗星の写真をいただきました。
3枚連続でお楽しみ下さい。

もう言葉を失うというか、ご覧頂くしかないすごい情景です。
このまま南半球に見に行きたいです。
日本とは季節が反対のニュージーランドは、現在は夏ですが、
現地は晴れた朝は10度を切る寒さになるそうです。
しかし、この彗星が上がってくれば、観測の疲れも忘れられそうですね。
素晴らしい写真をありがとうございます。


太陽風は、400km/秒と平均的な速さで安定した状態が続いています。
磁場強度は4〜5nTにやや下がり、こちらも平均的な値になっています。

磁気圏の活動は穏やかで、AE指数は目立った変化はありません。

太陽風は、盛り上がりというほどの変化ではありませんでしたが、
弱いコロナホールからの影響は終わりつつあるのでしょう。
そうなると、今後は速度が下がって、低速風に変わって行きそうです。


太陽は、昨日のニュースの直後、22日11時(世界時22日2時)に、
1381黒点群でC5.4の大きめの小規模フレアが発生しました。
しかし、以降はフレアの発生は減少しています。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸氏により撮影された長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星。
(c) 米戸 実


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸氏により撮影された長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星。
(c) 米戸 実


ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸氏により撮影された長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星。
(c) 米戸 実


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。