宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/12/22 10:04 更新 太陽風は400km/秒と平均的な速度です。太陽でCクラスのフレアが目立っています。 担当 篠原 昨夜より、太陽風の速度が小幅ですがゆっくりと上昇して、 現在、400km/秒と平均的な速度になっています。 SDO衛星AIA193で見えていた淡いコロナホールの影響かもしれません。 影響と言っても、平均的な速度に上がった程度ですが。 磁場強度は、依然、7nTとやや強まった状態が続いています。 もしかすると、速度はもう少し上がるかもしれません。 ただし、コロナホールの領域はもう通りすぎているので、 短い時間で太陽風は再び低速風に戻りそうです。 磁場の南北成分は、-4nT程度に南向きに頻繁に振れています。 このため、AE指数で500nTの中規模の変化が3回発生しています。 まん中の活動の様子を、ノルウェーの北の島、 スバールバル島Longyearbyenの全天カメラで紹介します。 オーロラは、Longyearbyenよりも低緯度側を中心に発生していた様で、 写真では下の方にかたまってオーロラが輝いています。 太陽では、C1〜2の小規模フレアが頻繁に発生しています。 発生箇所は、太陽中央部南寄りの1381黒点群と、東端の1384黒点群です。 どちらも、黒点の規模も目立っていて、 今後、Mクラスのフレアも発生するかもしれません。 ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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