宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:08)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 11:01 C1.9
07:37 C3.2
12/17 13:48 C1.3
12/16 --- ---

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
1374 4 β ---
1375 1 α ---
1376 1 α C1
1377 9 β ---
1378 4 β ---
1379 5 β ---
1380 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 261 -2.2
-2 h 256 +0.4
-4 h 259 -2.1
-6 h 263 -2.2
-8 h 265 -0.6
-10 h 260 +0.0
-12 h 261 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
12/18 0.3 1x10^2
12/17 0.3 1x10^2
12/16 0.4 1x10^2
12/15 0.4 1x10^2
12/14 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/13 12:03 太陽風は470km/秒とやや高速です。太陽フレアは穏やかです。
2011/12/14 08:59 460km/秒のやや高速の太陽風が続いています。C4.8の小規模フレアが発生しました。
2011/12/15 10:25 太陽に明るい彗星が近づいています。西に没した1367黒点群が活発にフレアを起こしました。
2011/12/16 10:19 Lovejoy彗星が太陽に大接近しています。フレア、太陽風は穏やかです。
2011/12/17 13:46 Lovejoy彗星は太陽の向こう側を通過して姿を現しました。宇宙天気は穏やかです。
最新のニュース

2011/12/18 12:08 更新
太陽風の速度は260km/秒とかなり遅くなっています。C3の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

Lovejoy彗星の話題も今日くらいまででしょうか。
現在は、SOHO衛星LASCO C3の視野の右下ぎりぎりに見えています。

その一方、衛星で撮影された彗星の写真は、日を追う毎に整っていて、
今日掲載しているSOHOの動画は、途中の飛びがだいぶなくなりましたし、
STEREO Aheadの動画は、
太陽に近付いている15日の画像は高画質版が得られています。
明日になると、更に整いそうです。


太陽風は更に速度が下がって、260km/秒とかなり遅くなっています。
27日周期の図を見ると、
ちょうど1周期前の11月20日頃にも同様の低速風が来ています。
太陽風がそういう分布になっている様です。

太陽風の磁場強度も、2nTと弱まったままです。

しかし、南北成分は、-2nTと弱いながら南を向いています。
この影響でしょう、ノルウェーのトロムソでは、
弱いオーロラの活動が観測されています。
国立極地研究所の全天カメラによる動画をご覧ください。


太陽は、今朝になって急にC1〜3の小規模フレアが3回ほど発生しています。
昨日から再び姿を現した1376黒点群の様です。
この後も、小規模フレアの発生が続くかもしれません。



SOHO衛星LASCO C2カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星COR2カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。