宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:19)
昨日、C7.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 08:41 C3.4
07:36 C2.0
04:23 C7.1
01:43 C2.5
12/14 23:48 C7.5
22:03 C5.9
17:56 C2.4
14:11 C2.9
13:51 C3.3
12:01 C3.5
10:37 C2.0
10:09 C1.9
08:24 C4.8
08:01 C1.9

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
1374 5 β ---
1375 1 α ---
1377 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:04 345 -0.4
-2 h 347 -0.4
-4 h 341 -0.0
-6 h 350 +0.4
-8 h 372 +1.1
-10 h 373 +1.7
-12 h 365 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -12 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^1
12/16 0.3 1x10^2
12/15 0.4 1x10^2
12/14 0.4 1x10^2
12/13 0.3 1x10^2
12/12 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/11 12:16 太陽風は平均的な速さで、オーロラの活動も起きています。皆既月食の写真を紹介します。
2011/12/12 11:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。フィラメント噴出によりCMEが発生しています。
2011/12/13 12:03 太陽風は470km/秒とやや高速です。太陽フレアは穏やかです。
2011/12/14 08:59 460km/秒のやや高速の太陽風が続いています。C4.8の小規模フレアが発生しました。
2011/12/15 10:25 太陽に明るい彗星が近づいています。西に没した1367黒点群が活発にフレアを起こしました。
最新のニュース

2011/12/16 10:19 更新
Lovejoy彗星が太陽に大接近しています。フレア、太陽風は穏やかです。

担当 篠原

昨日紹介したLovejoy彗星は、ちょうど今、太陽に大接近中です。
SOHO衛星LASCO C3、C2カメラによる動画をご覧ください。
LASCO C2による最後の写真では、尾がかすれていく様に写っていますが、
この後、彗星はどうなったのでしょうか。
SOHO衛星の最新写真ページで確認して下さい。

また、2つめに、STEREO Behind衛星COR2カメラによる動画を掲載します。
昨日とは反対のSTEREO衛星なので、彗星は右下から太陽に近付いています。


彗星の盛り上がりと反対に、宇宙天気はとても穏やかです。

太陽風は、速度が340km/秒に下がり、低速の状態です。
磁場強度も3nTに弱ったまま安定しています。

磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。


太陽は、1367黒点群によるフレア活動が目立っていましたが、
1367群が西の端の向こう側に完全に見えなくなると、
X線の強度も含めて下がってしまい、
すっかり穏やかになっています。

見えている黒点群も、寂しいものばかりです。



SOHO衛星LASCO C3、C2カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Behind衛星COR2カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。