宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/13 08:31 C1.8
12/12 --- ---
12/11 08:58 C1.6

黒点 12/13 (NOAA)
磁場 フレア
1366 1 α ---
1372 6 β ---
1374 6 βδ C2
1375 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 467 +0.2
-2 h 468 +0.3
-4 h 476 -0.8
-6 h 477 +0.4
-8 h 499 +0.4
-10 h 484 -1.1
-12 h 475 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^1
12/13 0.3 1x10^2
12/12 0.3 1x10^2
12/11 0.5 1x10^2
12/10 0.3 2x10^2
12/ 9 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/ 8 09:51 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風もかなり低速で、磁気圏も静かです。
2011/12/ 9 13:19 太陽に黒点群が11個見えています。フレア活動はなく、太陽風も低速で穏やかです。
2011/12/10 14:32 太陽風の速度が400km/秒に上がり、もう一段上昇するかもしれません。
2011/12/11 12:16 太陽風は平均的な速さで、オーロラの活動も起きています。皆既月食の写真を紹介します。
2011/12/12 11:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。フィラメント噴出によりCMEが発生しています。
最新のニュース

2011/12/13 12:03 更新
太陽風は470km/秒とやや高速です。太陽フレアは穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、470km/秒とやや高めの状態が続いています。
昨日よりも若干高くなっている様です。

太陽風は、12月10日に400km/秒台の速度に上がって以来、
3日間にわたってやや高速の風が続いています。
特に高い状態ではありませんが、
SDO衛星AIA193の太陽写真ではコロナホールは見当たらなかったので、
この状態がどこまで続くのか興味深いです。

太陽風の磁場強度は、4nTを少し切るくらいに下がっています。

また、昨日の記事のCMEによる太陽風の変化が、明日以降、
14日から15日くらいに地球にやって来く可能性があります。
その場合、小規模の変化だと思いますが、磁場が南寄りに推移すると、
オーロラの活動は大きくなることがあります。


太陽のフレア活動は、C1の小規模フレアが起きている程度で、
概ね穏やかです。

黒点の見え方も、だいぶ少なくなっています。
東の端から新しい黒点群が上がってきましたが、
今のところ活動は特に見られません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。