宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/12/ 9 13:19 更新 太陽に黒点群が11個見えています。フレア活動はなく、太陽風も低速で穏やかです。 担当 篠原 ページの右に紹介しているNOAAによる太陽黒点群リストに、 11個の黒点群番号が並んでいます。 ずいぶんにぎやかなので、 SDO衛星の可視光太陽写真にこの番号を重ねてみましょう。 小さい群も多いですが、あちこちにたくさん黒点群が発生しています。 現在の太陽のフレア活動は穏やかです。 GOES衛星のX線グラフには、特に変化は見られません。 今後、東端から上がってきた1374黒点群などが どの様な活動を起こすかでしょう。 太陽風は、300〜310km/秒とかなり遅い速度で安定しています。 磁場強度も2〜4nTと弱い状態で推移しています。 そのため、磁場が南を向いた時にも、 磁気圏では弱い活動が見られた程度です。 AE指数のグラフの中ほどに200nTの小さな変化が見られます。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、コロナホールはなく、 フレアやフィラメント噴出などの突発性の現象が起きなければ、 穏やかな太陽風はこの後も続きそうです。 太陽に黒点群が11個見えています。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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