宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/12/ 8 09:51 更新 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風もかなり低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽では、C1〜2の小さな小規模フレアが3回ほど発生しています。 活動状況としては穏やかです。 しかし、X線のグラフだけを見ても実感が湧かないので、 今日は、GOES-15衛星のX線写真による動画を掲載しましょう。 動画の内容は、昨日から今朝にかけての1日分の太陽です。 北半球側と南半球側に、東西(横方向)に帯状に明るい活動的な領域が広がっています。 可視光写真と比較すると、黒点のある部分はより明るく光っています。 この動画を見ると、C1が3回だけという言葉以上に、 太陽のあちこちで活動が発生しているのが分かります。 もちろん、規模は小さいものばかりですが、 最近の太陽の活発な雰囲気がより伝わるのではないかと思います。 GOES衛星のX線動画は、このページで見ることができます。 SOHO衛星LASCO C3カメラを見ると、 太陽を包むようにハロー型のCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 しかし、太陽の裏側の現象ですので、地球への影響はありません。 太陽風は、かなり遅い風が続いています。 速度は、290km/秒から少し上がって、310km/秒になっています。 ACEのグラフを見るとよく上がっている様に見えますが、変化の幅はとても小さく、 27日周期の図の速度のグラフを見ると、ほとんど上がっていないことが分かります。 磁場強度も3〜4nTとやや弱めの状態です。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 この穏やかな状態は、この後も当分続きそうです。 GOES-15のX線カメラによる太陽の様子。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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