宇宙天気 2011/12/ 7

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by KNCT
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (12:57)

昨日、C7.0の小規模フレアが発生しています。

太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。

磁気圏は静かです。

太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
12/ 7	---	---
12/ 6	08:20	C7.0
	04:03	C2.5
	00:14	C4.8
12/ 5	22:40	C3.7
	16:48	C2.9
	12:09	C2.0
	00:49	C4.9

黒点 12/ 7 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
1361	2	β	---
1362	7	βγ	C5
1363	19	βγ	C7
1364	1	α	---
1365	13	β	---
1366	2	β	C2
1367	3	β	C1
1368	3	β	C3
1369	3	β	---

太陽風 (ACE)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
12:45	287	-2.0
-2 h	290	-1.3
-4 h	295	-0.4
-6 h	301	-0.3
-8 h	303	-0.9
-10 h	-	-
-12 h	-	-

磁気圏 (NICT)

時刻 JST	環電流 nT	沖縄擾乱 nT
12:30	-9	-/ -
-2 h	-8	-/ -
-4 h	-8	-/ -
-6 h	-9	-/ -
-8 h	-8	-/ -
-10 h	-8	-/ -
-12 h	-8	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.2 →	3x10^2
12/ 7	0.5	6x10^2
12/ 6	0.5	7x10^2
12/ 5	0.3	7x10^2
12/ 4	0.4	6x10^2
12/ 3	0.3	4x10^2

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線5分・1分 (GOES)

X線写真・動画 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

EIT195 (SOHO)

EIT284 (SOHO)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2011/12/ 2 12:49　太陽の東西にCMEが噴出しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏の活動は小さくなっています。; 2011/12/ 3 09:32　太陽風磁場がやや強まって、弱いオーロラが発生しています。太陽は穏やかです。; 2011/12/ 4 11:36　太陽のフレア活動は穏やかです。小規模のオーロラ活動が続いています。; 2011/12/ 5 11:19　太陽風の速度はやや下がり、コロナホールの影響は終わりそうです。; 2011/12/ 6 11:14　C7の小規模フレアが発生しています。太陽風は低速になり、オーロラの活動も静かです。; 最新のニュース

2011/12/ 7 12:57　更新
太陽風はかなり低速になり、磁気圏はとても静かです。フレアの発生もなくなっています。

担当　篠原

宇宙天気はとても穏やかになっています。

太陽風の速度は更に下がって、290km/秒とかなり遅くなっています。
磁場強度も、2〜3nTとだいぶ弱くなっています。

磁気圏のオーロラ活動もとても静かで、
AE指数のグラフは全く変化していません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、コロナホールは見られず、
今後も太陽風は低速の穏やかな状態が続くと思われます。

太陽のフレア活動も、昨日の朝のC6.9を最後に、
目立った変化は発生していません。
1363黒点群はおとなしくなってしまった様です。

その他の黒点は、規模の小さなものばかりで、
太陽のフレアもしばらく静かな状態が続きそうです。

SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)