宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 3 07:00 C1.7
12/ 2 --- ---
12/ 1 11:01 C2.0
06:51 C3.6
05:19 C3.8

黒点 12/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1356 3 β C4
1358 3 β ---
1361 7 β C1
1362 10 β ---
1363 5 β ---
1364 1 α C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 398 -3.9
-2 h 398 -1.9
-4 h 373 -5.2
-6 h 390 -1.3
-8 h 385 +2.9
-10 h 383 +0.9
-12 h 395 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -22 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^1
12/ 3 0.3 4x10^2
12/ 2 0.4 8x10^1
12/ 1 0.6 6x10^1
11/30 0.8 3x10^1
11/29 4.1 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/28 09:55 太陽風の速度は400km/秒台に上がっています。今後、コロナホールやCMEの影響が見られそうです。
2011/11/29 09:43 CMEによる太陽風の乱れがやって来ました。オーロラの活動が少し高まっています。
2011/11/30 13:14 太陽風はやや高めの状態で、オーロラも時々発生しています。
2011/12/ 1 10:49 太陽風磁場が長時間南向きになり、磁気圏のオーロラ活動が強まりました。
2011/12/ 2 12:49 太陽の東西にCMEが噴出しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏の活動は小さくなっています。
最新のニュース

2011/12/ 3 09:32 更新
太陽風磁場がやや強まって、弱いオーロラが発生しています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒と平均的な速さに下がりました。

一方、磁場強度は、3nTに弱まっていましたが、
2日16時半(世界時3日1時半)頃に弱い乱れがやって来た様で、
磁場強度は7〜8nTにやや強まりました。
それとともに、磁場の南北成分が-6nTくらいの南向きになり、
小規模のオーロラ活動を起こしています。

AE指数のグラフは、2日20時(世界時3日5時)頃から
400nTの変化が発生しています。
その頃のノルウェー・トロムソのオーロラ写真を掲載します。
オーロラが強まる直前の写真ですが、この夜は雲が多く、
雲の隙間からオーロラが見られたのはこの時間帯くらいでした。

コロナホールの影響は、もうしばらく見られそうです。
小規模の活動に留まりそうですが、オーロラ観望のチャンスは続きます。


太陽は、東側から出て来た黒点たちが太陽の中心に近づき、
可視光写真はにぎやかな印象です。
しかし、X線のグラフは穏やかで、フレア活動は特に起きていません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影したオーロラ。雲に半分覆われています。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。