宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/30 09:03 C2.1
11/29 17:53 C2.5
12:24 C2.2
03:17 C3.2
02:00 C2.1
11/28 23:56 C2.3
22:19 C2.3
12:05 C1.6

黒点 11/30 (NOAA)
磁場 フレア
1355 1 α ---
1356 4 β C1
1358 12 β ---
1361 9 βγ C3
1362 8 β C3
1363 1 α C2
1364 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 436 +5.9
-2 h 446 +5.4
-4 h 447 +2.0
-6 h 440 +5.4
-8 h 438 +5.3
-10 h 435 -3.7
-12 h 441 +2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
11/30 0.8 3x10^1
11/29 4.1 7x10^1
11/28 34.1 2x10^2
11/27 80.3 3x10^2
11/26 24.0 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/25 10:18 太陽風は400km/秒台になり、オーロラも発生しています。
2011/11/26 09:35 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は静穏です。太陽のフレア活動も穏やかです。
2011/11/27 09:44 太陽で大きなCMEが発生し、太陽放射線の増加も起きています。29日頃に乱れがやって来る可能性があります。
2011/11/28 09:55 太陽風の速度は400km/秒台に上がっています。今後、コロナホールやCMEの影響が見られそうです。
2011/11/29 09:43 CMEによる太陽風の乱れがやって来ました。オーロラの活動が少し高まっています。
最新のニュース

2011/11/30 13:14 更新
太陽風はやや高めの状態で、オーロラも時々発生しています。

担当 篠原

SOHO衛星のLASCO C3カメラの視野にさそり座が見えています。
1枚目の写真で紹介します。
今後も数日にわたって見えていますので、最新写真で探してみてください。


太陽風は、440km/秒とやや高めの速度で安定しています。
磁場強度も、10nT近い高めの値になっています。
CMEの影響が残っているのか、コロナホールの影響に切り替わったのか、
興味深いところです。

磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移しています。
ところどころで南向きになっていて、そこでオーロラの活動が発生しています。

しかし、AE指数のグラフはデータエラーが続いていて、
詳しい変化の様子は分かりません。


太陽風の高まりは、まだしばらくは続きそうで、
引き続きオーロラの活動も期待できます。


太陽は、C1からC2の小規模フレアが数回発生しています。
1361、1362、1363黒点群と、発生箇所が順番に東に動いています。

黒点は小さなものばかりですが、
現状程度のフレア活動はこの後も見られそうです。



SOHO衛星のLASCO C3カメラの下寄りにさそり座が見えています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (画像加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。