宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/29 09:43 更新 CMEによる太陽風の乱れがやって来ました。オーロラの活動が少し高まっています。 担当 篠原 26日のCMEによる太陽風の乱れがやって来ました。 ACE衛星の観測によると、今朝、29日6時(世界時28日21時)過ぎに、 太陽風の速度は530km/秒へ上昇し、磁場強度は15nTほどに強まっています。 変化が地上にやって来たのはもう少し後で、 29日7時(世界時28日22時)少し前くらいです。 太陽風の変化としては、それほど規模の大きなものではありません。 それでも、太陽風磁場が-5nTほどの南向きになったこともあって、 極域ではオーロラの活動が発生しています。 ノルウェーのトロムソで撮影されたオーロラの様子を掲載します。 太陽風の乱れがやって来るとすぐに、オーロラの輝きが始まっています。 (AE指数は、データエラーのため掲載していません) 現在の太陽風は、速度は450km/秒ほどに下がり、 磁場強度も10nT近くに弱まっています。 乱れは長く続きそうになく、今日のうちに落ち着いてしまいそうです。 一方、コロナホールからの影響は、まだ目立った変化としては来ておらず、 今後、影響が強まる可能性があります。 太陽のフレア活動は、C1〜3の小規模フレアが度々発生するようになっています。 一番大きなC3.2のフレアは、1361黒点群で発生しました。 その他のフレアは、東端の新しい場所で起きているらしく、 NOAAのフレアリストには発生場所の番号が付けられていませんでした。 今後の活動に注目してください。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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