宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/28 --- ---
11/27 --- ---
11/26 06:48 C2.4

黒点 11/28 (NOAA)
磁場 フレア
1352 1 α ---
1353 3 β C1
1355 3 α ---
1356 7 β C1
1358 16 β C1
1360 3 β ---
1361 7 β ---
1362 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 426 +2.2
-2 h 428 +2.3
-4 h 430 +3.3
-6 h 406 +2.9
-8 h 402 +1.8
-10 h 399 -4.4
-12 h 392 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 11 7x10^1
11/28 34 2x10^2
11/27 80 3x10^2
11/26 24 1x10^2
11/25 0 4x10^1
11/24 0 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/23 13:07 南向き磁場の影響でオーロラの活動が発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。
2011/11/24 10:06 太陽のフレア活動は弱まっています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2011/11/25 10:18 太陽風は400km/秒台になり、オーロラも発生しています。
2011/11/26 09:35 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は静穏です。太陽のフレア活動も穏やかです。
2011/11/27 09:44 太陽で大きなCMEが発生し、太陽放射線の増加も起きています。29日頃に乱れがやって来る可能性があります。
最新のニュース

2011/11/28 09:55 更新
太陽風の速度は400km/秒台に上がっています。今後、コロナホールやCMEの影響が見られそうです。

担当 篠原

昨日お知らせしたCMEに関して、Spaceweather.comの記事で、
Goddard Space Weather Labによる擾乱の到来予想が紹介されていました。
それによると、太陽風の乱れは、
28日23時半(世界時28日14時半)±7時間くらいに地球にやって来るそうです。

上のページに入って、図をクリックすると、
CMEが広がって行く様子を動画で見ることができます。
今夜から、ACEのデータやアラスカ・北欧などのライブカメラに注目してみて下さい。


現在の太陽風は、速度が420km/秒と、
昨日の360km/秒と比較するとやや上昇しています。
一方、磁場強度は5nTと変化はありません。

速度の高まりがコロナホールの影響の始まりなのかどうか、
現時点でははっきりしません。
それでも、CMEのことも含めて、
今後太陽風は乱れる傾向にあると思われますので、
オーロラ活動などに注目してください。

昨夜は、AE指数で800nTに達する中規模のオーロラ活動が発生しています。
アラスカのライブカメラでも、
きれいなオーロラを見ることができました。


太陽の活動は、C1の小規模フレアが1回起きた程度で、穏やかです。
黒点の数もだいぶ寂しくなってきました。

太陽放射線は、昨日のニュースの頃がピークだった様で、
以降、次第に低下しています。
ちょうど、警戒レベルである10の破線から下がるところです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。