宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/24 10:06 更新 太陽のフレア活動は弱まっています。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日お知らせしたCMEの動画を掲載します。 太陽から北西(右上)方向に向かって噴き上がっています。 地球からは横方向なので、影響はありません。 太陽のフレア活動は、昨日は弱まって、 最大でC2.6と、小さめのCクラスの小規模フレアが4回起きた程度でした。 ただ、発生した場所はいろいろで、 東端の1358黒点群と、となりの1356黒点群、 西の端の1357黒点群と1346黒点群、などとなっています。 この後も小さな活動が見られる程度でしょうか。 太陽風の速度は、昨日の午後に400〜450km/秒に上がった程度で、 その後はゆっくりと下がり、現在は370km/秒とやや低速です。 磁場強度も、10nTから8nTに下がったくらいで安定していたのですが、 今朝になって5nT近くに下がっています。 特に目立った変動にはなりませんでした。 磁場強度は高まっていたのですが、南北成分は北寄りになっていたため、 磁気圏の活動は穏やかでした。 AE指数はほとんど変化していません。 この後も、太陽風と磁気圏は静穏な状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、 南東(左下)に、コロナホールの薄暗い領域が見えてきました。 数日前からSTEREO Behind衛星で見えていて(21日の写真を掲載します)、 地球側へ回ってくるのを待っていました。 STEREO Behindは8日ほど先の太陽を見ています。 29日頃に掲載の写真の様な太陽を地球から見ることができるでしょう。 すると、12月2日頃にある程度高速の太陽風がやって来るかもしれません。 SOHO衛星LASCO C3による、北西方向へのCMEの噴出。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Behindによる、東側の太陽コロナ。地球よりも8日程度先回りをしています。 (c) STEREO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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