宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 --- ---
11/23 22:23 C2.7
16:07 C2.3
12:04 C2.0
08:13 C2.0
02:58 C3.4
11/22 18:49 C3.2
13:00 C5.0

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
1346 3 β C3
1352 1 α ---
1353 2 α ---
1354 7 β C1
1355 10 β ---
1356 11 βγ C5
1357 8 β C1
1358 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:55 369 +1.6
-2 h 367 -1.1
-4 h 379 -3.3
-6 h 388 +4.0
-8 h 373 +0.1
-10 h 404 +2.5
-12 h 383 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
11/24 0.5 3x10^1
11/23 0.4 4x10^1
11/22 0.3 2x10^2
11/21 0.3 2x10^2
11/20 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/19 14:19 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2011/11/20 13:11 太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2011/11/21 10:48 太陽風はかなり低速で、300km/秒を割っています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
2011/11/22 12:02 太陽風磁場が南寄りになって、弱いオーロラ活動が見られました。太陽は静かになっています。
2011/11/23 13:07 南向き磁場の影響でオーロラの活動が発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。
最新のニュース

2011/11/24 10:06 更新
太陽のフレア活動は弱まっています。太陽風、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日お知らせしたCMEの動画を掲載します。
太陽から北西(右上)方向に向かって噴き上がっています。
地球からは横方向なので、影響はありません。

太陽のフレア活動は、昨日は弱まって、
最大でC2.6と、小さめのCクラスの小規模フレアが4回起きた程度でした。
ただ、発生した場所はいろいろで、
東端の1358黒点群と、となりの1356黒点群、
西の端の1357黒点群と1346黒点群、などとなっています。

この後も小さな活動が見られる程度でしょうか。


太陽風の速度は、昨日の午後に400〜450km/秒に上がった程度で、
その後はゆっくりと下がり、現在は370km/秒とやや低速です。
磁場強度も、10nTから8nTに下がったくらいで安定していたのですが、
今朝になって5nT近くに下がっています。
特に目立った変動にはなりませんでした。

磁場強度は高まっていたのですが、南北成分は北寄りになっていたため、
磁気圏の活動は穏やかでした。
AE指数はほとんど変化していません。

この後も、太陽風と磁気圏は静穏な状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193を見ると、
南東(左下)に、コロナホールの薄暗い領域が見えてきました。

数日前からSTEREO Behind衛星で見えていて(21日の写真を掲載します)、
地球側へ回ってくるのを待っていました。
STEREO Behindは8日ほど先の太陽を見ています。
29日頃に掲載の写真の様な太陽を地球から見ることができるでしょう。
すると、12月2日頃にある程度高速の太陽風がやって来るかもしれません。



SOHO衛星LASCO C3による、北西方向へのCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Behindによる、東側の太陽コロナ。地球よりも8日程度先回りをしています。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。