宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/20 13:11 更新 太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 2日前の現象ですが、太陽の南東(左下)の端に、 大きなプロミネンスが発生していました。 きれいなループが浮かび上がる様子を、SDO衛星のAIA304の動画で紹介します。 この写真では、地球の大きさは右下の時刻の数字より一回り大きいくらいです。 太陽で起きている現象は非常に巨大です。 太陽では、Cクラスの小規模フレアが続いています。 大きいものでは、C3.9、C4.5のフレアがあり、その他はC1〜2程度です。 活動を起こしているのは、南東の1354群と、東端の新しい活動領域などです。 活動の規模は大きくありませんが、引き続き注目してください。 太陽風と磁気圏はとても穏やかです。 太陽風の速度(ACEの黄色線)は350km/秒から310km/秒に低下して、 かなり遅くなっています。 磁場強度(白線)は4nT付近で安定しています。 磁場はずっと北向きに振れていて(赤線がずっとプラス側)、 このため、オーロラの活動度を示すAE指数は全く変化していません。 穏やかな太陽風は今後も続きそうで、 オーロラの観望には厳しい期間が続きます。 SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽南東のプロミネンス。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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