宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/11/19 14:19 更新 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 昨日紹介したCMEのその後の様子を、SOHO衛星LASCO C3カメラの動画で紹介します。 CMEのガスが、太陽の東側(左側)に向かって大きく広がっています。 横方向ですので、地球への影響はありません。 その後の太陽活動は、フレアの頻度が下がり、おとなしくなっています。 目立ったものでも、C2台のフレアが4回起きている程度です。 黒点群は、群数としてはにぎやかに現れているので、 今後の活動に注目というところでしょう。 太陽風は、速度は360km/秒と低速になりました。 磁場強度は4nT付近で、平均的な状態です。 磁場の南北成分は北寄りに推移していて、 磁気圏の活動はとても静かです。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、全く変化していません。 今後も、太陽風は穏やかに推移しそうです。 CMEによる小規模の乱れなどはやって来るかもしれませんが、 当分はオーロラの活動も低調になりそうです。 SOHO LASCO C3による、昨日のCMEの続きの様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |