宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
昨日、C6.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/22 --- ---
11/21 13:39 C1.9
09:03 C3.1
07:58 C2.1
01:35 C6.1
11/20 20:40 C3.1
16:33 C4.9
15:05 C2.2
07:18 C4.6
04:28 C3.9

黒点 11/22 (NOAA)
磁場 フレア
1346 3 β ---
1352 3 β ---
1353 3 β ---
1354 7 βγ C6
1355 5 β ---
1356 6 β C2
1357 4 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 330 +6.6
-2 h 306 +1.8
-4 h 321 +4.7
-6 h 292 -5.8
-8 h 269 +0.8
-10 h 290 +2.7
-12 h 281 -5.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
11/22 0.3 2x10^2
11/21 0.3 2x10^2
11/20 0.4 2x10^2
11/19 0.5 2x10^2
11/18 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/17 09:48 Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。
2011/11/18 10:24 Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。
2011/11/19 14:19 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2011/11/20 13:11 太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2011/11/21 10:48 太陽風はかなり低速で、300km/秒を割っています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2011/11/22 12:02 更新
太陽風磁場が南寄りになって、弱いオーロラ活動が見られました。太陽は静かになっています。

担当 篠原

オーロラが少ないというコメントが聞こえたのか、
昨日のニュースの後、太陽風の磁場が-3nTほどの南寄りになり、
速度は280km/秒とかなり遅いものの、弱いオーロラの活動が発生しました。
AE指数を見ると、200〜400nTくらいの小さな変化が時々発生しています。
(ただし、昨日のコメントの様に、まだ500nT超えにはなっていません)

その中の1枚として、トロムソの写真を掲載します。
曇り気味だったため、雲のすき間からオーロラの光が漏れて見える程度ですが、
空全体に光が広がっています。
弱い活動ですが、こちらの動画もご覧ください。


太陽風の磁場強度は、今朝から10nTに強まり、
速度も330km/秒と低速の状態ですが、やや上がっています。
大きく変化することはなさそうですが、この後の変化に注目してください。
また、磁場が強く南を向くと、オーロラの活動もある程度期待できます。


一方、太陽のフレア活動は弱まってきました。
この1日では、C1の変化が3回発生した程度です。
1354群は、黒点としても小さくなってしまいました。

また、東端に見えている黒点群たちも、このまま静かになってしまうのでしょうか。



ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影されたオーロラ。雲のすき間から見えています。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。