宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/23 13:07 更新 南向き磁場の影響でオーロラの活動が発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。 担当 篠原 昨日の記事も聞こえたのか(そんなことはありませんが)、 今度はAE指数500nTに達するオーロラの活動が久しぶりに発生しました。 太陽風の速度は、350km/秒と遅かったのですが、 磁場が-5nTを超えるくらいの南向きになり、 その影響で、22日23時〜23日3時(世界時22日14〜18時)にかけて 中規模のオーロラ活動が発生しました。 その様子の一部を、ノルウェーから更に北極に近づいた スバールバル島Longyearbyenの全天カメラ画像で紹介します。 時間を長めにしたかったので、写真の大きさを少し縮めています。 フルサイズの動画は、こちらのページからどうぞ。 太陽風は、今日の未明から磁場強度が10nTに強まり、 速度も430km/秒ほどにやや高まっています。 この後どの様に変化するのか、注目して下さい。 太陽では、再びCクラスの小規模フレアの発生が増えています。 発生のほとんどは北半球東側の1356黒点群で、 C4.9、C3.2を初めとして、C1〜2の小さなものも多数起こしています。 引き続き小中規模のフレア活動が見られそうです。 また、太陽の北西(右上)側では、巨大なプロミネンスの噴出も発生しています。 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 CMEの噴出も発生していますが、地球からは横方向なので、 影響はありません。 ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星AIA304によるフィラメント噴出の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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