宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/23 12:04 C2.0
08:13 C2.0
02:58 C3.4
11/22 18:49 C3.2
13:00 C5.0
11/21 13:39 C1.9
09:03 C3.1
07:58 C2.1
01:35 C6.1

黒点 11/23 (NOAA)
磁場 フレア
1346 5 β ---
1352 4 β ---
1353 1 α ---
1354 10 β C6
1355 12 β ---
1356 9 βγ C5
1357 10 β ---
1358 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 416 +1.0
-2 h 404 -2.5
-4 h 376 -2.0
-6 h 369 -1.1
-8 h 353 +3.7
-10 h 362 +3.8
-12 h 357 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -19 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
11/23 0.4 4x10^1
11/22 0.3 2x10^2
11/21 0.3 2x10^2
11/20 0.4 2x10^2
11/19 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/18 10:24 Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。
2011/11/19 14:19 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2011/11/20 13:11 太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。
2011/11/21 10:48 太陽風はかなり低速で、300km/秒を割っています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
2011/11/22 12:02 太陽風磁場が南寄りになって、弱いオーロラ活動が見られました。太陽は静かになっています。
最新のニュース

2011/11/23 13:07 更新
南向き磁場の影響でオーロラの活動が発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。

担当 篠原

昨日の記事も聞こえたのか(そんなことはありませんが)、
今度はAE指数500nTに達するオーロラの活動が久しぶりに発生しました。

太陽風の速度は、350km/秒と遅かったのですが、
磁場が-5nTを超えるくらいの南向きになり、
その影響で、22日23時〜23日3時(世界時22日14〜18時)にかけて
中規模のオーロラ活動が発生しました。

その様子の一部を、ノルウェーから更に北極に近づいた
スバールバル島Longyearbyenの全天カメラ画像で紹介します。
時間を長めにしたかったので、写真の大きさを少し縮めています。
フルサイズの動画は、こちらのページからどうぞ。

太陽風は、今日の未明から磁場強度が10nTに強まり、
速度も430km/秒ほどにやや高まっています。
この後どの様に変化するのか、注目して下さい。


太陽では、再びCクラスの小規模フレアの発生が増えています。
発生のほとんどは北半球東側の1356黒点群で、
C4.9、C3.2を初めとして、C1〜2の小さなものも多数起こしています。

引き続き小中規模のフレア活動が見られそうです。

また、太陽の北西(右上)側では、巨大なプロミネンスの噴出も発生しています。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
CMEの噴出も発生していますが、地球からは横方向なので、
影響はありません。



ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星AIA304によるフィラメント噴出の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

11/22 23:06 UT

11/22 23:54 UT

11/23 00:54 UT


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。