宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:48)
今日、C5.2の小規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/17 08:39 C5.1
04:46 C5.2
03:50 C2.9
11/16 23:48 C7.9
22:27 C2.9
14:54 C4.1
13:41 C7.6
12:26 C3.1
11:54 C2.3
08:37 C2.5
07:28 M1.2
05:23 C7.8
01:26 C3.4
11/15 21:30 M2.0
20:14 C2.8
17:37 M1.2
08:43 C4.2
01:23 C4.1

黒点 11/17 (NOAA)
磁場 フレア
1340 1 α ---
1341 5 β ---
1342 1 α ---
1343 1 α ---
1346 6 β M2
1347 1 α C4
1349 3 β ---
1350 4 β ---
1352 1 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 443 +1.2
-2 h 444 +1.0
-4 h 447 +1.2
-6 h 443 +0.9
-8 h 459 -
-10 h 458 -
-12 h 455 -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -19 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -28 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
11/17 0.3 2x10^2
11/16 0.3 1x10^2
11/15 0.3 2x10^2
11/14 0.3 2x10^2
11/13 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/11/12 13:17 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。今後、CMEの乱れが到来しそうです。
2011/11/13 13:38 CMEによる小規模の太陽風の乱れが到来しています。磁気圏への影響は小さく静穏です。
2011/11/14 09:50 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽ではC1の小さなフレアが多発しています。
2011/11/15 09:41 太陽ではCクラスのフレア活動が続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2011/11/16 12:02 Mクラスのフレアが3回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2011/11/17 09:48 更新
Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽では、Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。
目立ったものとして、C7.5、C4.0、C7.9、C5.2などがあります。
起こしているのは、西の端に既に没した1348黒点群と、
中央やや南の1346黒点群、
そして、南西の端(左下)から新しく顔を出した黒点群です。

GOES衛星のX線動画を見ていると、これらの活動領域が、
次々とフレアの爆発を起こしています。
現在は規模は小さいですが、更に活動を強めて、
Mクラスのフレアを起こす様になるかもしれません。


太陽風は、速度が450km/秒前後に上がり、やや高速となっています。
磁場強度は5nTと平均的です。

磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。


太陽風は今後も基本的には穏やかに推移しそうですが、
度々見られている小規模のCMEの影響がやって来る可能性もあります。
その場合も、太陽風の乱れは小規模に留まるのではないでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。