宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/13 13:38 更新 CMEによる小規模の太陽風の乱れが到来しています。磁気圏への影響は小さく静穏です。 担当 篠原 昨日、12日14時(世界時12日5時)過ぎに、太陽風に変化が発生しました。 速度が360km/秒から450km/秒に上昇し、 磁場強度も5nTから8nTほどに強まりました。 変化としては、どちらも小規模です。 9日に発生したCMEの影響だと思われます。 しかし、速度の上昇が小さかったにも関わらず、 3日かからずに地球まで届いたのは少し早すぎるような印象もあります。 磁場の南北成分は、0nT付近にあり、 地球の磁気圏への影響は小さかった様です。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフはほとんど変化していません。 この後、太陽風は低速風に戻り、 静穏な状態が続くでしょう。 太陽は、たくさん見えていた黒点群たちが次第に西に傾き、 東半分は寂しい太陽になってきました。 その中で、南東(左下)の端に1346黒点群が現われています。 また、北東(左上)の向こう側に活動的な領域がある様で、 GOES衛星X線カメラでは、フレアの活動が見られ、 SOHO LASCO C3では、CME(太陽ガスの放出現象)が噴出しています。 こちら側へ回ってきたときに、どのような黒点が見られるでしょうか。 SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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