宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
昨日、C2.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/29 --- ---
10/28 20:53 C1.7
03:38 C2.6
10/27 --- ---

黒点 10/29 (NOAA)
磁場 フレア
1324 7 β C2
1325 1 α ---
1330 18 βγ ---
1332 2 α ---
1333 13 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 285 +0.4
-2 h 304 +1.7
-4 h 320 +1.9
-6 h 350 +0.4
-8 h 317 -0.2
-10 h 316 +1.1
-12 h 326 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
10/29 0.3 1x10^1
10/28 0.3 1x10^1
10/27 0.4 1x10^1
10/26 0.5 1x10^1
10/25 5.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/24 10:54 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが発生するかもしれません。
2011/10/25 11:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。
2011/10/26 12:27 CMEによる太陽風の乱れは続きましたが、磁場が北向きになって、磁気圏の乱れは小さくなっています。
2011/10/27 12:18 太陽で弱いCMEが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は静かです。
2011/10/28 10:32 フィラメントの噴出により淡いCMEが発生しています。太陽、太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2011/10/29 13:25 更新
太陽風はかなり遅い風になっています。コロナホールの影響はまだです。

担当 篠原

太陽風の速度は一段と遅くなり、290km/秒と、
300km/秒台を割るほどの遅さになっています。
磁場強度は3nTから4nTと弱めの状態です。

磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。

コロナホールの影響が今日辺りからやって来るのではないかと予想していましたが、
今のところその変化は見られません。
引き続き、ACEのデータに注目してください。

コロナホールによる速度上昇が見られるまでは、現状の遅い風が続くでしょう。


太陽は、C1の小さな小規模フレアが、西の端に近い1324黒点群で発生しています。
可視光写真では、中央に1330黒点群が大きな姿を見せていますが、
目立った規模の活動は見られません。

太陽は、このまま穏やかな状態を保ちそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。