宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/30 09:44 更新 太陽風は300km/秒と遅く、磁気圏も静穏です。これからCMEによる乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒とかなり遅い状態が続いています。 磁場強度も、昨夜は5nTに上がったものの、 その後下がって、現在は3nTと弱くなっています。 予想していたコロナホールの影響はまだ見られません。 遅れてやって来るのか、このまま来ないのか注目しています。 また、26日に発生した弱いCMEの影響もそろそろ到来する可能性があります。 太陽風の速度が遅いので、地球まで4日以上かかるとすると、 到来は今夜から明日くらいと見積もられます。 速度の変化は小さいと思いますが、 磁場の強まりが運ばれてくる可能性があります。 これによって太陽風の磁場が大きく南を向いた場合は、 オーロラの活動が強まったり、弱い磁気嵐が発生することが考えられます。 現在の磁気圏は、太陽風が遅いため静穏です。 AE指数は全く変化していません。 太陽では、C1〜3の小規模フレアが5回発生しています。 西の端の1324、1325黒点群で3回、 残りの2回は東の端の活動とのことです。 STEREO Behindによると、 東端の向こう側の南北にそれぞれ活動領域が見られます。 どの様な領域なのか、今後に注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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