宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
昨日、C3.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 --- ---
10/29 23:22 C3.0
18:18 C2.0
10/28 20:53 C1.7
03:38 C2.6

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
1324 1 α C3
1325 1 α C2
1330 18 βγ ---
1332 1 α ---
1333 2 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 291 -1.3
-2 h 300 -1.3
-4 h 288 +0.8
-6 h 285 +0.8
-8 h 286 -0.3
-10 h 279 -1.5
-12 h 271 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -6 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
10/30 0.5 2x10^1
10/29 0.3 2x10^1
10/28 0.3 1x10^1
10/27 0.4 1x10^1
10/26 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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太陽風 7日 (ACE)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/25 11:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。
2011/10/26 12:27 CMEによる太陽風の乱れは続きましたが、磁場が北向きになって、磁気圏の乱れは小さくなっています。
2011/10/27 12:18 太陽で弱いCMEが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は静かです。
2011/10/28 10:32 フィラメントの噴出により淡いCMEが発生しています。太陽、太陽風は穏やかです。
2011/10/29 13:25 太陽風はかなり遅い風になっています。コロナホールの影響はまだです。
最新のニュース

2011/10/30 09:44 更新
太陽風は300km/秒と遅く、磁気圏も静穏です。これからCMEによる乱れが到来しそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒とかなり遅い状態が続いています。
磁場強度も、昨夜は5nTに上がったものの、
その後下がって、現在は3nTと弱くなっています。

予想していたコロナホールの影響はまだ見られません。
遅れてやって来るのか、このまま来ないのか注目しています。

また、26日に発生した弱いCMEの影響もそろそろ到来する可能性があります。
太陽風の速度が遅いので、地球まで4日以上かかるとすると、
到来は今夜から明日くらいと見積もられます。

速度の変化は小さいと思いますが、
磁場の強まりが運ばれてくる可能性があります。
これによって太陽風の磁場が大きく南を向いた場合は、
オーロラの活動が強まったり、弱い磁気嵐が発生することが考えられます。

現在の磁気圏は、太陽風が遅いため静穏です。
AE指数は全く変化していません。


太陽では、C1〜3の小規模フレアが5回発生しています。
西の端の1324、1325黒点群で3回、
残りの2回は東の端の活動とのことです。

STEREO Behindによると、
東端の向こう側の南北にそれぞれ活動領域が見られます。
どの様な領域なのか、今後に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。