宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/28 10:32 更新 フィラメントの噴出により淡いCMEが発生しています。太陽、太陽風は穏やかです。 担当 篠原 昨日に続いて、淡いCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 今日は、フィラメントの噴出が原因です。 SDO衛星AIA304の動画を見て下さい。 太陽の中心から左上にかけて黒い筋が伸びています。 これが、持ち上がるように運ばれて、太陽から噴き出しています。 その後、SOHO衛星LASCO C3で淡いCMEの噴出として観測されています。 昨日同様、規模は小さいですが、比較的太陽の中心付近で発生したので、 3〜4日後に地球まで影響がやって来るかもしれません。 31日頃の太陽風に注目してください。 ここまで書いて気付いたのですが、昨日のニュースでは CMEの日付を1日書き間違えていました。 従って、昨日のCMEの影響は、正しくは30日頃と見積もられます。 太陽は、目立ったフレア活動はなく、静穏な状態です。 太陽風は、ゆっくりと速度が下がり、 380km/秒とやや低速に変わりつつあります。 磁場の南北成分が、0nTをはさんで南北に振れるようになり、 小さなオーロラ活動が時々発生するようになっています。 コロナホールの影響は、明日、29日頃からだと考えています。 今日は穏やかに過ぎ、明日から太陽風に小規模の乱れが発生するかもしれません。 オーロラもある程度強まる可能性があります。 鹿児島高専は、明日、文化祭を行います。 今日はその準備の日で、学校中がにぎやかです。 SDO AIA304による、フィラメントの噴出。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C3による、淡いCMEの噴出。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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