宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:54)
昨日、C4.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/24 --- ---
10/23 20:41 C2.5
14:28 C2.1
04:11 C2.3
00:14 C4.1
10/22 19:07 M1.3
01:49 C2.7

黒点 10/24 (NOAA)
磁場 フレア
1324 26 βγ C4
1325 8 β C2
1327 11 β ---
1330 5 β C2
1331 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:44 340 +1.2
-2 h 322 -1.1
-4 h 304 -4.0
-6 h 288 -0.7
-8 h 282 +0.4
-10 h 279 -1.3
-12 h 286 -3.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.9 4x10^1
10/24 13.2 1x10^2
10/23 9.6 8x10^1
10/22 0.6 3x10^1
10/21 0.5 4x10^1
10/20 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/19 08:02 太陽風はやや低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレアも穏やかです。
2011/10/20 10:18 Cクラスのフレアが増えています。太陽風は平均的な速度に上がっています。
2011/10/21 09:32 3週間ぶりにMクラスのフレアが発生しました。太陽風と磁気圏は穏やかです。
2011/10/22 12:09 再びMクラスフレアが発生しています。太陽風の速度は遅く、磁気圏も静かです。
2011/10/23 11:55 フィラメント噴出とMクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2011/10/24 10:54 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが発生するかもしれません。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒から340km/秒に上がっていますが、
変化は小幅で、低速状態は変わりません。
磁場強度は7nTとやや強まっていますが、
大きな変化に繋がることはないでしょう。

この間、太陽風磁場は-3nTほどの弱い南向きになっていますが、
速度がかなり遅かったためか、AE指数の変化は小さなものだけです。


今後の予想ですが、昨日お知らせしたCMEの影響が、
明日か明後日に地球に到来する可能性があります。
速度の変化はあまり大きくないと思いますが、
磁場強度が強まって、オーロラの活動は活発になるかもしれません。
明日以降、アラスカのライブカメラなどに注目してください。


太陽のフレア活動は概ね穏やかです。
黒点群の周囲で小さな活動は見られるのですが、
目立った規模の変化は発生していません。

大きな黒点群はいくつもあるので、
CクラスやMクラスのフレアが発生する可能性はあります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。