宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/10/20 10:18 更新 Cクラスのフレアが増えています。太陽風は平均的な速度に上がっています。 担当 篠原 太陽の東端に、大きな1324黒点群が広がっています。 この黒点群で、昨日から今日にかけて、C5.5、C2.4、C3.4、C1.7と、 Cクラスの小規模フレアが続いて発生しました。 更に活動が拡大する可能性もあり、注目してください。 また、1324黒点群の向こう側(左側)から、新たに1325黒点群が顔を出しています。 黒点としては大きそうですが、活動度はどうでしょうか。 この2つの黒点群が東端から上がってくる様子を、 SDO衛星の高解像度の可視光写真でご覧ください。 太陽風は、昨夜、19日19時(世界時19日10時)頃から速度が400km/秒台に上がり、 現在、420km/秒です。 変化としては、平均的な速さに上がった程度です。 一方、磁場強度やプラズマ密度には、特に変化は見られません。 SDO AIA193の北半球側に見える、 コロナホールの影響と考えるには早すぎる印象です。 この後、改めて太陽風の変化がやって来るのではないかと思います。 太陽藤場の北寄り傾向は続いていて、磁気圏は静穏です。 SDOの可視光写真による、太陽東端の1324、1325黒点群。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |