宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2011/10/22 12:09 更新 再びMクラスフレアが発生しています。太陽風の速度は遅く、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽の西の端、今度は1319黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが発生しました。 20日22時(世界時20日13時)のM1.3フレアです。 1319黒点群は、この他にC1.5、C2.7の小規模フレアを起こしています。 一方、この他の黒点群では、1324黒点群でC2.4が1回発生した程度です。 黒点は今日も多く見えるのですが、太陽の活動は穏やかでしょう。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、かなり遅い風になっています。 磁場強度も3〜4nTと弱めで、 予想していたコロナホールの影響は全く見られません。 このまま特に変化無く経過する可能性もあります。 一方、SDO AIA193には、小さな丸いコロナホールも見えていて、 この影響が明後日くらいに多少見られるかもしれません。 磁気圏も静かです。 AE指数のグラフには変化がいくつも見られますが、 ほとんどはどこかの観測点のデータエラーによると思われます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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