宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/18 11:20 更新 太陽風はやや低速になり、オーロラ活動も穏やかです。フレアの発生は弱まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下し続けて、 現在は380km/秒とやや低速になっています。 磁場強度も4nTとやや弱めの値で、穏やかな太陽風です。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 このため磁気圏も静穏で、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、ほとんど変化していません。 太陽風は、この後も低速状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、太陽の北半球側に、 コロナホールの淡い筋が薄暗く斜めに細く伸びています。 このコロナホールは、前周期も見られたのですが、 太陽風への影響は見られませんでした。 今回は少し濃さが増しているようですが、 21、22日頃に多少の変化がやって来るでしょうか。 太陽は、X線の強度は高まったままですが、 フレアの活動は弱くなっています。 C1〜2の小さなCクラスフレアが数回発生している程度です。 1319黒点群も落ち着いてしまったのでしょうか。 一方、東の端から新しい黒点群が上がってきました。 こちらの様子はどうでしょうか。 SDO衛星による太陽の可視光写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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