宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:58)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/15 13:56 C2.3
10/14 08:46 C1.5
03:42 C2.1
00:05 C1.6
10/13 20:30 C2.3
09:26 C2.0
04:44 C1.5
01:37 C2.7

黒点 10/15 (NOAA)
磁場 フレア
1309 1 α ---
1312 1 α ---
1313 5 β C2
1314 6 β C1
1315 3 β ---
1316 9 β C1
1317 1 α ---
1318 7 β ---
1319 20 β C3
1320 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:44 420 +4.3
-2 h 417 +2.5
-4 h 436 -4.9
-6 h 419 +1.7
-8 h 398 +1.7
-10 h 388 +2.3
-12 h 369 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -16 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
10/15 0.3 6x10^1
10/14 0.4 6x10^1
10/13 0.5 6x10^1
10/12 0.4 4x10^1
10/11 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/10 13:12 太陽風磁場がやや強まっていて、オーロラの活動もある程度見られています。太陽は静かです。
2011/10/11 10:06 太陽風磁場の強まりは終わり、静かな太陽風になっています。Cクラスのフレアが数回発生しています。
2011/10/12 12:46 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽のフレア活動もありません。
2011/10/13 09:47 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2011/10/14 10:06 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2011/10/15 14:58 更新
コロナホールの影響で、太陽風の速度が少し上がっています。

担当 篠原

太陽風の速度(ACEの黄色線)がやや上がって、
昨日の370km/秒から、現在は430km/秒へ小幅の変化をしています。
コロナホールの影響が及び始めたのだと思います。

磁場強度(白線)も、8nTにやや強まっています。
強まった状態が続いていることから、
この後、速度がもう一段上昇する可能性もあります。

太陽風はやや強まりましたが、
磁場の南北成分は、ほとんど北向き(赤線がプラス方向)になっています。
このため、磁気圏への影響はほとんどなかった様です。

AE指数のグラフは、データエラーが続いて太いままですが、
変化はほとんど見られません。


コロナホールの影響は、もう少し強まる可能性もありますが、
期間はもう2日程度で終わると思います。
その後は、穏やかな太陽風が続くでしょう。


太陽のフレア活動も、
1319黒点群を中心に、C1程度の小さな変化は続いています。
しかし、特に発達しているような黒点群は見られません。
現状程度の活動が続きそうです。



SDO衛星による太陽の可視光写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。