宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:47)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 09:26 C2.0
04:44 C1.5
01:37 C2.7
10/12 23:06 C4.3
20:30 C5.4
19:33 C1.8
18:45 C1.7
15:11 C4.4
10/11 --- ---

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
1309 1 β ---
1312 3 β ---
1313 20 βγ ---
1314 4 β C4
1315 4 β ---
1316 12 β C2
1317 1 α ---
1318 3 β ---
1319 11 β C5

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 369 -1.2
-2 h 370 -0.3
-4 h 381 +3.1
-6 h 381 -2.5
-8 h 384 -0.1
-10 h 410 -0.7
-12 h 413 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -18 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
10/13 0.3 6x10^1
10/12 0.4 4x10^1
10/11 0.4 3x10^1
10/10 0.3 2x10^1
10/ 9 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/ 8 15:00 太陽風の速度は340km/秒に下がり、磁気圏も穏やかです。
2011/10/ 9 13:48 太陽風磁場が南向きに強まり、中規模のオーロラ活動が続いています。
2011/10/10 13:12 太陽風磁場がやや強まっていて、オーロラの活動もある程度見られています。太陽は静かです。
2011/10/11 10:06 太陽風磁場の強まりは終わり、静かな太陽風になっています。Cクラスのフレアが数回発生しています。
2011/10/12 12:46 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽のフレア活動もありません。
最新のニュース

2011/10/13 09:47 更新
Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽で、Cクラスの小規模フレアの発生頻度が上がっています。
主なもので、12日17時(世界時12日6時)にC4.4、
12日20時半(世界時12日11時半)にC5.3、
12日23時(世界時12日14時)にC4.3などがあり、
その他に、C1〜2のフレアが8回報告されています。

フレアを活発に起こしているのは、
東半球(左側)の赤道付近に現われた1319黒点群と、
その北側(上方向)の1314黒点群、南側(下方向)の1316黒点群です。

規模が拡大するのかどうか、今後の変化に注目してください。
可視光写真では、1316、1319黒点群の成長が目立っています。


太陽風は、380km/秒とやや低速の風になっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、時々南向きに振れていて、
AE指数500nTほどの中規模の変化が2回ほど発生しています。

全体としては、磁気圏は静穏です。


明日まではこのまま穏やかに過ぎ、
15日以降は、コロナホールの影響で
太陽風にある程度の乱れが発生する可能性があります。

それに伴って、オーロラの活動が高まることも期待できます。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。