宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/14 08:46 C1.5
03:42 C2.1
00:05 C1.6
10/13 20:30 C2.3
09:26 C2.0
04:44 C1.5
01:37 C2.7
10/12 23:06 C4.3
20:30 C5.4
19:33 C1.8
18:45 C1.7
15:11 C4.4

黒点 10/14 (NOAA)
磁場 フレア
1309 1 α ---
1312 1 α ---
1313 10 βγ C1
1314 3 β C4
1315 3 β ---
1316 10 β C2
1317 1 α ---
1318 4 β ---
1319 11 β C5
1320 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 373 +2.1
-2 h 369 +1.2
-4 h 365 +0.1
-6 h 328 +1.6
-8 h 343 +2.4
-10 h 356 +1.6
-12 h 357 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
10/14 0.3 6x10^1
10/13 0.5 6x10^1
10/12 0.4 4x10^1
10/11 0.4 3x10^1
10/10 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/ 9 13:48 太陽風磁場が南向きに強まり、中規模のオーロラ活動が続いています。
2011/10/10 13:12 太陽風磁場がやや強まっていて、オーロラの活動もある程度見られています。太陽は静かです。
2011/10/11 10:06 太陽風磁場の強まりは終わり、静かな太陽風になっています。Cクラスのフレアが数回発生しています。
2011/10/12 12:46 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽のフレア活動もありません。
2011/10/13 09:47 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2011/10/14 10:06 更新
Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨日に続き、太陽で、C1〜2と小さな規模ですが、
Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。
GOES-15衛星のX線カメラによる動画を掲載します。

より小さな光点も含めて、太陽のあちこちでフレアが発生しています。
どこか特定の黒点群の活動が強まっているという見え方ではありません。

これらのフレア活動が、今後より大きな活動に発達するかどうか、
注目して下さい。


太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いています。

磁気圏活動も静穏だと思われますが、
AE指数のグラフは、データエラーが発生しているようで、
ずっと太い帯状になっています。
帯の太さにほとんど変化がないので、
特に目立ったオーロラ活動は起きていない様です。


太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な強度から、
7nTと少しだけ強まっています。
コロナホールの影響は、明日、15日からではないかと予想していますが、
このまま磁場強度が上がって行く様だと、
早めに太陽風の乱れが到来する可能性もあります。

SDO AIA193に見えるコロナホールの様子から、
今回の太陽風の変化は、比較的小規模に留まるのではないかと思います。



GOES-15衛星のX線カメラによる太陽のフレア活動。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による太陽の可視光写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。