宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/10 13:12 更新 太陽風磁場がやや強まっていて、オーロラの活動もある程度見られています。太陽は静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、340km/秒と低速のまま推移しています。 昨日のニュースの頃に強まっていた磁場強度は、 その後5nTまで下がりましたが、 今朝から再び強まって、現在は8nTとやや強めの状態です。 速度は上がっていませんが、 磁場の変動はコロナホールと関係しているのかもしれません。 SDO AIA193の太陽写真では、 そのコロナホールは太陽の北西(右上)に遠ざかりつつあります。 太陽風の変動は今日いっぱいくらいで終わるのではないかと思います。 27日周期の図を見ると、昨日紹介した磁場の大まかな方向は、 TとAの間を大きく変化しています。 最終的にどちらに向くのでしょうか。 AE指数のグラフによると、500nT程度の中規模のオーロラ活動が、 グラフの前半と後半に発生しています。 これは、太陽風磁場の南北成分(ACEの図の赤線)が 南寄り(マイナス方向)になっていた時間帯です。 今後のオーロラの活動も、このグラフと同様に、 南北成分の振れ具合に注目です。 太陽の活動は穏やかです。 東の端から上がってきた1314黒点群が、 C1.7の小規模フレアと、Bクラスの小さなフレアを起こしている程度です。 この新しい黒点群も、現時点では活動が強まる様子は見られません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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