宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/12 --- ---
10/11 --- ---
10/10 23:30 C4.5
15:54 C3.8

黒点 10/12 (NOAA)
磁場 フレア
1309 1 α ---
1311 1 α ---
1312 1 α ---
1313 18 β C5
1314 2 β ---
1315 6 β ---
1316 3 β C1
1317 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 378 +0.1
-2 h 408 -0.1
-4 h 422 +1.5
-6 h 422 +3.1
-8 h 373 +2.7
-10 h 365 +3.5
-12 h 321 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -17 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
10/12 0.4 4x10^1
10/11 0.4 3x10^1
10/10 0.3 2x10^1
10/ 9 0.4 3x10^2
10/ 8 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/ 7 10:32 CMEの影響は終わり、穏やかな太陽風に戻りつつあります。フレア活動は静かです。
2011/10/ 8 15:00 太陽風の速度は340km/秒に下がり、磁気圏も穏やかです。
2011/10/ 9 13:48 太陽風磁場が南向きに強まり、中規模のオーロラ活動が続いています。
2011/10/10 13:12 太陽風磁場がやや強まっていて、オーロラの活動もある程度見られています。太陽は静かです。
2011/10/11 10:06 太陽風磁場の強まりは終わり、静かな太陽風になっています。Cクラスのフレアが数回発生しています。
最新のニュース

2011/10/12 12:46 更新
太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽のフレア活動もありません。

担当 篠原

昨夜から今朝にかけて、
太陽風の速度が一時的に420km/秒くらいまで上がる変化が見られました。
ACEの図は縦軸が拡大されるため、この変化は目立って見えますが、
27日周期の図で見ると、小さな変化だったことがわかります。

現在の速度は、370km/秒に下がっています。
この後も、低速の穏やかな太陽風が続くでしょう。

磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、
小さな変化が1回発生した程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球のコロナホールは、ちょうど太陽の中心線に達しています。
すると、3日後の15日頃から太陽風の速度がやや上昇する可能性があります。
コロナホールの規模は小さく、場所もやや高めの緯度にあるので、
地球への影響は限定的でしょう。


太陽は、昨日の図に見えていた小規模のフレア活動は終わってしまいました。
現在は静穏です。
黒点群の数は多いのですが、活動はどれも静かです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。