宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/ 9 13:48 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、中規模のオーロラ活動が続いています。 担当 篠原 昨夜、太陽風磁場の大まかな方向が切り替わるセクター境界の通過が見られました。 ACE衛星のグラフでは、水色の線が上端から下端へ大きく振れています。 また、27日周期の図のセクターのグラフによると、 磁場が「地球から太陽へ」向かう「T」の範囲から、 「太陽から地球へ」向かう「A」の範囲へ切り替わっています。 この切り替わりに伴って、太陽風の状態が変化しています。 磁場の強度が10nT近くに強まり、南北成分が南に偏る様になって、 -5nT前後の南を向く時間が長くなっています。 この影響で、中規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数では、600nTの変化が続いています。 この時の、オーロラの様子を昭和基地の全天カメラで紹介します。 明るい月が輝いているのは残念ですが、 空を覆う激しいオーロラの輝きは十分楽しめます。 太陽風の変化は、グラフの最新の部分では、 水色の線はひっくり返って上端に戻っています。 この後どこに落ち着くのか、注目してください。 今回の変化は、コロナホールに関係している可能性があります。 これから速度も上がって、500km/秒近くまで高まるかもしれません。 一方、磁場強度は次第に弱まって行くと思われるので、 オーロラの活動は小規模の変化が続く程度でしょう。 明日にかけてオーロラの活動が期待されます。 太陽のフレア活動は、時間とともに弱まる傾向にあって、 C1くらいの小さなフレアが2回発生している程度です。 黒点群はいくつも見えていますが、 太陽の活動は静かに推移しそうです。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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