宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2011/10/ 4 12:57 更新 太陽風磁場が南寄りになり、小規模のオーロラ活動が続いています。今後、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 10月2日のSTEREO Aheadの動画に写っていた彗星の太陽突入の様子が、 Spaceweather.comでも紹介されていました。 彗星が太陽に近付いた直後に、派手なCMEの噴出が起きていて、 なかなか印象的な映像になっているためです。 今日のニュースで、改めてSOHOのLASCO C2、C3の動画と、 高画質の写真がダウンロードされていた STEREO Ahead COR1、COR2の動画を掲載します。 2つ合わせるとかなりファイルサイズが大きく、 表示に時間がかかってしまうかもしれませんが、どうぞご覧ください。 CMEの発生は偶然で、彗星が太陽のフレアに影響したのではないと思われますが、 それにしても見事なタイミングで、興味深い動画です。 現在の太陽風は、380〜400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度も5nTと平均的な強さです。 磁場の南北成分は、-2〜-4nTと振幅は小さめですが、ずっと南寄りを向いています。 このため、弱いオーロラ活動が連続的に発生しています。 AE指数では、200〜500nTの小規模の変化が次々と発生しています。 今後は、昨日や一昨日のニュースで紹介したCMEによる太陽風の乱れが、 地球にやって来る可能性があります。 太陽風の変化やオーロラ活動の強まりに注目してください。 太陽のフレア活動は、昨日の朝のC7.6を最後に、 ほとんど見られなくなっています。 黒点群は、小さなものはいくつもあるのですが、 特に活動的な群はなくなっている様です。 SOHO LASCO C3、C2カメラによる、太陽に接近する小型の彗星。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Ahead COR1、COR2カメラによる、太陽に接近する小型の彗星。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |