宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/23 00:42 更新 X1.4の大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽で22日19時半(世界時10時半)に、X1.4の大規模フレアが発生しました。 発生した場所は、太陽の東端から新しく現われた1302黒点群です。 こちらに顔を出してすぐに、大きな活動を起こしました。 深夜に申し訳ありませんが、次の更新の予定が立たないので、 簡単に報告します。 フレアが発生した時の、SDO衛星AIA304の写真を掲載します。 左の端に明るく光っている領域が見られます。 可視光写真と比べると、そこに大きな黒点が見えています。 AIA193の写真では、フレアの後のループ状のプロミネンスが見えています。 どちらも動画で見ると素晴らしいので、左のリンクからどうぞご覧ください。 左端で発生しているので、STEREO Behindで見ると、 フレアは太陽のほぼ中心に見えます。 ここでは写真のみ掲載しますが、こちらの動画もご覧ください。 このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO衛星のLASCO C3によると、左上に向かって激しくガスが噴き出しています。 撮影が飛び飛びになっていたため、連続写真を見ることができないのが残念です。 地球からは横方向に向かっているので、今後の影響はありません。 また、現時点では、太陽放射線は変化していません。 こちらは、しばらく様子を見る必要があります。 太陽風の状況については、特に変化はありません。 前回のニュースをご覧ください。 出発直前のバンクーバー空港から更新しています。 こちらは朝です。 起きるとXクラスのフレアが発生していて驚きました。 AIA304による、X1.4フレア。東端に輝きが見えています。 (c) SDO (NASA) STEREO Behindによる、X1.4のフレア。太陽を横から見ているので、フレアは正面で発生している。 (c) STEREO (NASA) SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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