宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/20 18:57 更新 太陽で大きめのCクラスのフレアが発生しています。グリーンランドのオーロラ写真をどうぞ。 担当 篠原 太陽では、大きめのCクラス小規模フレアが3回ほど発生しています。 19日16時(世界時19日7時)に、中央北寄りの1296黒点群でC6.2、 20日0時半(世界時19日15時半)に、東端(左端)の1301黒点群でC6.9、 20日14時(世界時20日5時)に、再び1296黒点群でC9.5です。 また、C1、C2の小規模フレアも複数回発生してます。 太陽の周辺の領域でも活動が活発に起きているようで、 SOHO衛星のLASCO C2の写真では、 左に右にと次々にCME(太陽ガスの放出現象)が噴き出しています。 1枚目に掲載している動画をご覧ください。 地球からは横方向へ噴き出しているため、影響はありませんが、 最近の太陽の活発さを感じさせてくれる映像です。 この後も、同程度のフレア活動が続きそうです。 Mクラスに達するフレアも発生するかもしれません。 太陽風は、400〜440km/秒と平均的な速度で安定してます。 磁場強度も同様に、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、昨日のグラフより北寄りが続いていましたが、 図の後半から南側に-3nTほど振れる様になっています。 その影響で、AE指数は、掲載の図の中盤までは全く振れず、 最後で小規模の変動が発生しています。 この最後の強まりの始まりに当たる、 世界時20日4時頃のグリーンランドのオーロラ写真を、 谷角 靖氏よりお送りいただきました。 2枚目に掲載していますので、どうぞご覧ください。 オーロラの美しさはもちろんですが、 地上の風景に目が行ってしまいます。 厳しい極北の地より、ありがとうございます。 太陽風は、このまま穏やかな状態が続くでしょう。 太陽の周囲に次々と噴き出すCME。SOHO LASCO C2による。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) 谷角 靖氏により、グリーンランドで世界時20日4時頃に撮影されたオーロラ。 (c) 谷角 靖 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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