宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/19 15:15 更新 太陽風は平均的な速度(420km/秒)で、磁気圏は静穏です。太陽は、Cクラスのフレアが続いています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風は落ち着いた状態が続いています。 速度は若干下がって、450km/秒から420km/秒へ、 磁場強度も、5nTで安定していましたが、 最新のところで4nTに下がりつつあるようです。 どちらも太陽風としては平均的な値です。 磁場の南北成分は、0nTからやや北寄りに推移しています。 このため、磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は前半に小さな変化が発生していますが、 後半の変化はとても小さくなっています。 SDO衛星のAIA193には、目立ったコロナホールはなく、 太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少したままです。 今回は強まることはなかったようです。 太陽では、東の端から1301黒点群が上がってきました。 大きめの黒点群の様で、活動度はどうでしょうか。 太陽全体としては、18日19時(世界時18日10時)に、 中央の1295黒点群でC3.8の小規模フレアが発生しています。 長時間型の変化ですが、目立つほどのCMEは発生していません。 1295黒点群は、この他にもC1〜2の小規模フレアを起こしています。 磁場構造の複雑さも増していて、今後、フレア活動が強まるかどうか注目してください。 バンクーバーは冷たい雨が降ったりして、私には寒く感じられる週末でした。 今日は科学館へ行き、IMAXシアターで、 大迫力のスペースシャトル打ち上げ映像などを見てきました (本物を見てみたかったです)。 こちらは残り3日です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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