宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/22 14:26 更新 Mクラスのフレアが発生しました。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 昨夜、21日21時(世界時21日13時)に、 太陽の東(左)寄りに見える1301黒点群でM1.9の中規模フレアが発生しました。 また、つい先ほど、22日13時(世界時22日4時)には、 C6.7の大きめの小規模フレアが発生しています(発生場所は不明)。 太陽では、この他にもCクラスの小規模の変動が連続的に発生しています。 今後もフレア活動の動向に注目してください。 太陽風は、速度が410km/秒へ徐々に高まり、 磁場強度も5〜6nTに少し上がっています。 多少変化はしていますが、基本的には穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏活動は、太陽風磁場の南北成分の変化に合わせて、 AE指数の図の中ほどに400nTほどの小さな変化が発生しています。 今日のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球のコロナホールの濃さが少し増し、 南極のコロナホールも緯度の低い所まで伸びているように見えます。 この様子では、これから数日間、太陽風に小規模の影響が現われるかもしれません。 どうなるか興味が持たれます。 台風の影響で飛行機が成田から出発できなかったため、 帰国便がキャンセルになり、今日もバンクーバーに残っています。 こちらにいてはさっぱり分かりませんでしたが、 台風15号の影響はかなり大きかったのですね。 こちらの明日の朝に改めて出発して、金曜日の夕方に鹿児島へ帰ります。 月曜から授業が始まるので、この1日の遅れは辛いです。 今夜のホテルのネットワークは、遅くて、不安定で、 データの分析がとても行いにくいです。 こういう状況では、特に太陽のデータをまともに調べることができず、残念です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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