宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 9/21 18:46 更新 太陽風は低速になりました。太陽ではCクラスのフレアが何度も発生しています。 担当 篠原 昨日に続いて、谷角 靖氏よりお送りいただいていた、 グリーンランドのオーロラ写真をご紹介します。 撮影はこちらの方が先で、9月16日か17日に撮影された写真です。 オーロラの輝きはもちろんですが、地上の風景がとても印象的です。 太陽風は、速度が420km/秒から360km/秒へゆっくりと低下しています。 低速の風に変わっています。 磁場強度も4nTくらいに、やや弱まっています。 磁場は北寄りのため、オーロラの活動も静かで、 AE指数は部分的に小さな変化が発生している程度です。 SDO衛星のAIA195の太陽コロナ写真を見ると、 北半球側に淡いコロナホールと、 南極付近にやや濃いコロナホールは見られますが、 地球への影響度は弱そうで、太陽風は穏やかな風がしばらく続きそうです。 太陽では、Cクラスフレアの発生が続いています。 東の1301黒点群や西の1295黒点群が、 C1からC3の小規模のフレアを何度も起こしています。 この状態が続き、 更に規模の大きなフレアが発生する可能性もあります。 バンクーバー最後の夜を迎えています。 明日の午後に成田到着、続いて鹿児島へ移動します。 そのため、明日は更新がどうなるか分かりません、 明後日以降は通常の状態に戻ります(しばらく時差ボケかもしれません)。 谷角 靖氏により、グリーンランドで撮影されたオーロラ。 (c) 谷角 靖 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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