宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/25 09:42 更新 太陽風の速度は下がり始めています。2日ほど穏やかな状態になりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の朝に550km/秒まで上昇しましたが、 その後すぐに低下が始まって、現在は470km/秒とやや高速のレベルです。 磁場強度も3nTと弱く、太陽風はこのまま穏やかな風に変わりそうです。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SDO AIA193の太陽コロナを見ると、 北半球のコロナホールは、太陽の中央線上にあります。 ちょうど今、速度の高い太陽風が地球に向かって吹き出しているところです。 太陽から地球まで、高速の太陽風は3日ほどかかってやって来るので、 28日には太陽風の速度は500km/秒台に上がっている可能性が高いです。 高速風の始まりはもう一日ほど早く、27日くらいになるでしょう。 GOES衛星のX線グラフを見ると、目立ったフレア活動は起きていません。 1271黒点群は少しずつ小さくなっているようです。 GOES衛星のX線カメラの動画では、北半球の東端がやや活動的です。 こちら側に回ってきた時に、どのような領域が現われるでしょうか。 今日から大磯で、小中学生向けに宇宙天気の講習会を行います。 参加者は多くはありませんが、楽しい会にしたいです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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