宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/ 8/20 09:30 更新 太陽風、磁気圏ともに穏やかです。明日以降、太陽風の速度が上がるかもしれません。 担当 篠原 宇宙天気は全体的に穏やかです。 太陽風の速度は、昨日のニュース以降も370km/秒とやや低速の状態が続きました。 今朝に入って、400km/秒に上がっている様ですが、 磁場強度はずっと4nTと弱めの状態で安定しています。 従って、これからすぐに太陽風が変化するということはなさそうです。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールは次第に西側に進んでいます。 太陽の中心線から西側に半分ほど進んだ位置が、地球に影響が及び始める目安です。 明日くらいから太陽風の速度がある程度上昇するかもしれません。 これに続いて、太陽中心のコロナホールも3日後くらいから地球に影響を及ぼすでしょう。 どちらもコロナホールの規模から見て、あまり大きな乱れにはならないと思いますが、 明日以降、3〜4日間程度、太陽風の速度は高まった状態が続くかもしれません。 現在の磁気圏のオーロラ活動は静かです。 AE指数は全く変化していません。 太陽のフレア活動も静かです。 X線のグラフには目立った変化は観測されていません。 また、1271黒点群、1272黒点群はどちらも特に変化はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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